公開シンポジウム「再生可能エネルギー導入の次段階に向けて」 開催日:2019年11月7日(木)

主 催:日本学術会議総合工学委員会 エネルギーと科学技術に関する分科会
共 催:公益社団法人日本工学アカデミー
協 賛:化学工学会、伝熱学会、エネルギー・資源学会
後 援:地中熱利用促進協会、日本ヒートアイランド学会、石油ピークを啓蒙し脱浪費社会を目指すもったいない学会

日本の再生可能エネルギー導入量は一次エネルギーの約8%、総発電量の約18%を占めるに至ったが、買取り価格の見直しや、電力系統への接続制約の顕在化等により、次段階の普及のための方策を考えるべき時に至っている。大規模な風力・太陽光発電所と電力系統には、双方からの協調が求められる一方、中小規模の場合は、建物、工場などでの電力や熱の自家消費と省エネルギーへの貢献、災害時に向けた自立度向上等が新たな目標となる。また、運輸分野も再生可能エネルギーの大きな普及が期待できる分野である。本シンポジウムでは、前回に引き続き新たな段階の施策が求められている再生可能エネルギーの今後の導入について議論する。今回は、建物や運輸分野で再生可能エネルギーの利用拡大に向けた実践例を取り上げ、その利点、課題を議論する。この議論を踏まえ、今後の再生可能エネルギー拡大の方策を検討していきたい。

日 時:2019年11月7日(木)13:30~17:00
場 所:日本学術会議講堂 〒106-8555 東京都港区六本木 7-22-34
TEL:03-3403-3793(代表)

プログラム

司会:大久保 泰邦(日本学術会議連携会員、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構・技術参与)

13:30 – 13:40

シンポジウム趣旨説明  
柘植 綾夫(日本学術会議連携会員、日本工学会元会長・顧問

13:40 – 14:20

再生可能エネルギー次段階の導入に向けて、現状と課題
大和田野 芳郎(国立研究開発法人産業技術総合研究所・名誉リサーチャー)

発表資料

14:20 – 15:00

再エネ水素の建物・街区での利活用にむけたエネルギーシステムの開発と実証
沼田 茂生(清水建設株式会社 技術研究所上席マネージャー)

発表資料

15:00 - 15:10

休憩

15:10 – 15:50  

運輸分野への再生エネルギー利用の拡大
大和田野 芳郎(国立研究開発法人産業技術総合研究所・名誉リサーチャー)

発表資料

15:50 – 16:30

バイオマス燃料
北川 尚美(日本学術会議連携会員、東北大学教授)

発表資料

16:30 – 16:45

質疑応答

16:45 – 17:00

まとめ
大和田野 芳郎

申し込み方法:事前登録はありません。当日名刺のご提出、あるいはご記名をお願いします。

お問い合わせ先:大久保泰邦(宇宙システム開発利用推進機構)
Tel: 03-6435-6819、Fax: 03-3432-3760、E-mail: Okubo-Yasukuni@jspacesystems.or.jp

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