第1回サロン

【日時】2014年1月21日(火)15:40-17:00
【会場】東京大学山上会館地階001会議室
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/sanjo/contact/

プログラム

15:40-16:00
講演Ⅰ.「シェールガス革命」から学んだこと
講演者:大久保泰邦 もったいない学会副会長

講演要旨:米国でシェールガス開発に投入されるインフラ、技術、人材はほとんどすべて米国のものである。
また天然ガスの輸送は専用船、専用のパイプラインが必要であり、貯蔵には専用タンクが必要である。
さらに日本の石油・天然ガス施設は海岸沿いに多く、地震・津波の被害を受けやすい。
このことから得られる教訓を考える。

16:00-15:50
講演Ⅱ.「成長の限界」を再び問う
講演者:石川宏

講演要旨:1970年にローマクラブが発表した「成長の限界」を再評価します。
エネルギー、食料、環境問題を解く鍵がここにあります。
アベノミックス、TPPに関し疑問を訂します。
具体的には「成長の限界」はつぎのように評価できます。
-地球は有限、幾何級数的発展はないということを示した
-どのようにすれば安定的な世界が作れるかも示している
-バラバラに研究されていた、経済、エネルギー資源、公害、食料、人口などの問題を有機的につなげ、相互の関係を明らかにした
-エネルギー資源について、採掘のためにエネルギーが必要であるから、取り出せるエネルギーと同じになる時点を、限界としている。すなわちEPRが考慮されている
-原子力エネルギーについても、汚染とウラン可採量の点から有限であるとしている

-質疑応答-

17:30~
懇親会(新年会)を予定しています(本郷界隈にて)

参加申込みはこちらからお願いいたします。

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