NPO法人もったいない学会公開サロン 開催日:2023年3月21日(火)

もったいない学会会員各位

2023年3月21日(木)17時より、令和4年度NPO法人もったいない学会第2回サロンを開催します。参加費は無料となっています。今まで当学会で議論されてきたエネルギー資源論の視点からこれからのことについて、3回シリーズとして開催しています。
第2回は、当学会理事の山本達也先生による講演+議論になります。
またのご参加のほどよろしくお願いします。

第2回:2023年3月21日(火)17時より 山本達也理事
第3回:2023年4月29日(土)17時より 鈴木秀顕理事
総会講演:日程調整中 大久保泰邦会長

皆様のご参加をお待ちしております。

 

令和4年度NPO法人もったいない学会第2回サロン

開催日時:2023年3月21日(火)を17:00-18:30(45分間の話題提供の後、45分間のフリーディスカッション)
開催場所:オンライン形式
【Zoom URL】
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/89563597373?pwd=WVpPRC9EUzBOY25PN20yNWxyZDYwZz09

ミーティングID: 895 6359 7373
パスコード: 026734

【テーマ】
オイル・ピーク論の視点から国家が抱える危機の本質と未来への展望を考える

【概要】
オイル・ピーク論は、「ピーク前の世界」と「ピーク後の世界」で世界が一変してしまう可能性を示唆していた。2023年2月現在、一見すると世界はこれまでの延長線上を歩んでいるようにも見えるが、そうした理解に無理がありそうだという事象も散見されるようになっている。国際社会も、統合や連帯の時代から、分断の時代が本格化しているように見える。民主化の広がりから一転、「民主主義の後退(democratic
recession)」の時代へと突入している。

なぜ、こうした現象が起きているかについて、様々な説明が行われているが、広く合意される定説はまだない。本報告は、オイル・ピーク論の視点から、「今起きていること」を説明する試みであると共に、オイル・ピーク論を踏まえた上で未来の展望を考えようとする試みである。

【講演者】
山本達也(清泉女子大学教授)

【講演者プロフィール】
1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。シリア国立アレッポ大学学術交流日本センター主幹、慶應義塾大学SFC研究所上席所員などを経て現職。

専門は、技術と社会変動に関する政治と政策。特に、情報通信技術およびエネルギー関連技術が政治に与える影響についての論考を多数発表。専攻は、国際関係論、公共政策論、情報社会論。

研究実践のフィールドとしては、2012年より、生活の拠点を長野県松本市に移し「信州まつもとのこれから」を見据えた各種活動を、2019年より、鹿児島県いちき串木野市とも連携しながら「次世代社会のデザイン」の実践を手がけている。

松本市基本構想2030市民会議(座長)および松本シンカ推進会議(座長)を務める。信州まつもとエリアのデジタル地域通貨AC
pay(アルプスシティ・ペイ:ALPSCITY pay)のコミュニティマネージャー。

著書に、『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』(花伝社、2017年)など多数。

https://www.tatsuyayamamoto.com/

 

※第1回:2023年2月23日(木)17時より
松島潤副会長(開催済み。開催については、https://mottainaisociety.org/saloon20230223/
で確認できます。)