2018年度 第2回サロン 8月7日(火)

「関東大震災による逗子の地震・津波被害と逗子のモッタイナイ」

【日時】2018年8月7日(火)15時00分から17時00分
【会場】東京大学農学部内、向ヶ岡ファカルティハウス
http://www.mukougaoka-facultyhouse.jp/

 

プログラム

■15:00-15:40
【講演1】

タイトル:「1923年関東大震災 —逗子の空撮写真と地震・津波の証言」
発表者 :蟹江康光・蟹江由紀(ジオ神奈川)
講演内容:
1923年9月1日土曜日の11時58分に起きたマグニチュード8.1の関東地震による死者数は合計10万5千人,うち9万2千人が東京市,横浜市における火災よる死傷者で,地震による被害の中心は神奈川県であった.震災の被害総額は約55億円で,当時の名目GNP(国民総生産量)の150億円との比率が36.7%にも達した(名古屋の関東大震災,2018).
帝国陸海軍の水上飛行艇と飛行船は,東京,横濱,相模湾沿岸の被害を撮影した.東京湾要塞地帯内にあり,被害状況が不明であった逗子の震災を2枚の空撮写真,地元民,地元に残された版画,外国人による証言から報告する.逗子の関東大震災罹災復旧の町債償還は1946年までかかった.

■15:40-16:00

【講演2】
タイトル:「逗子のモッタイナイ—7Rの活動」
発表者 :蟹江由紀・蟹江康光(ずしゼロウエイストの会)
講演内容:
2013年,7Rの推進を図るため,「ずしゼロ・ウェイストの会」が発足した.
この活動は,逗子市・市民の協同事業である.逗子市民交流センター内に開設した『エコ広場ずし』を拠点に活動している.Reduce(減らす)生ごみの分別・資源化(燃やす生ごみゼロに),食品ロス.Refuse(断る)レジ袋削減キャンペーン.  Repair (修繕する)逗子版リペア・カフェの充実.Rental (借りる).
Reuse(再使用). Recycle(再資源化)エコ広場・出張エコ広場の活動.もったいない市」による不用品の交換,紙・壊れた陶器ガラス類(ペットボトル・容プラ等)の回収による再原料化の促進.Reform(形を変える).

■16:00-17:00

【フリートーク】
 

終了後、懇親会を予定

 

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