第4回サロン(12月1日)

発表資料

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開催日時:12月1日(火)午後14時40分~17時15分
開催場所:清泉女子大学大会議室

清泉女子大学アクセス(マップ参照):http://www.seisen-u.ac.jp/access/index.php
〒141−8642 東京都品川区東五反田3−16−21 TEL 03−3447−5551(代)

プログラム

14:40-17:15
サロンシンポジウム
司会 安藤 満

14:40-15:30(50分)
講演1)日本の未来、「老楽の国家、社会」を考える
石井吉徳会長

(10分間 休憩)

15:40-16:45(65分)
講演2)15年後の都市交通はどうなるのだろう?
五十嵐敏郎

16:45-17:00
ブリーフィング3)現在の中東状況について

17:00-17:15
質疑応答
(石井会長は同日東大同窓会の懇親会が重なっており、17時に退席されます。)

17:30〜
懇親会
山本達也理事進行

 


2005年石油生産がピークに達し以来、世界経済の好不況の波に左右されながら石油価格が大きく変動し、生活上に苦労と時に苦痛を生じています。石油生産の限界が知られていなかった時代に比べ、地球規模で企業の生産と収益意識が強く働く中に暮らしており、国民各層に日々不安が存在しますが、本サロンでは私達が今後将来に向けどのような社会生活を目指すべきか、以下2題の講演を行います。
なお現在切迫した世界的話題となっているパリのテロ被害後の情勢について、イスラム諸国の置かれた状況に詳しい清泉女子大学山本達也准教授に、緊急のブリーフィング(15分)していただきます。ブリーフィングの時間が短いですが、質問と懇親会の席で講演とともにブリーフィングの話題について各自の見解を広げていただけたら、サロンらしい雰囲気になり有り難いことと考えています。
なお会場の準備のため、出来ればサロン参加各位の学会ホームページへの参加登録をお願い致します。 (https://mottainaisociety.org/saloon2015-04/

 

日本の未来、「老楽の国家、社会」を考える

石井吉徳会長

 抄録
「地球は有限、資源は質が全て」の理解が難しい現代人だが、石油資源を始めてとして森林、淡水、地下水そして漁業も減退しつつある。環境も年々悪化する。世界的に日本はまだ「ましな方」である。日本列島は面積こそ世界の60位と狭いが海岸線は6位と長く、自然もかなり残っている。だが無限の経済成長は原理的に不可能、持続的発展すら困難であろう。十二分に成熟した日本社会、これからは「もったいない」で未来を構想したい。子孫に放射能汚染だけを残した、では申し訳ない。そこで考える、

1)欧米追従は止め、もう「自分で考える」、脱浪費、低エネルギー社会の基本は「量より質」の有限地球観、

2)石油減耗には脱車社会、自然エネルギーの利用が大事、そして東京一極集中から地方分散、地域コミュニティへの回帰、

3)日本はもう成熟社会である、「もったいない」理念の未来構想に「老楽の国家・社会」は如何であろうか。

 

15年後の都市交通はどうなるのだろう?

五十嵐敏郎

抄録
1908年10月1日に始まった自動車中心社会は、功罪両面で私たちの生活に大きな影響を及ぼしてきた。現在も私たちの生活に8つの罪を与えている。

・人類にとって貴重な液体エネルギー資源(石油)を燃焼消費させた罪

・温暖化ガス排出による気候変動を引き起こした罪

・NOx、SOx、SPMによる環境汚染を引き起こした罪

・都市面積の多くを道路・駐車場にとった罪

・交通事故の多発により膨大な人的損失を生じさせた罪

・公共交通を衰退させ交通弱者を生みだし、引きこもりや孤独死を引き起こした罪

・子供の集団遊びの場を奪い、高齢者のコミュニケーションの場を奪った罪

・車から定常的に受けるストレスが、脳の健全な発育に損傷を与えている罪

自動車中心社会を支えてきた石油文明は間もなく終焉期をむかえるだろう。その時に自動車を中心とする交通システムはどのように変革していくのだろうか。変革させるべきなのだろうか。変革を妨げているものは何なのかについて、皆さんと議論したい。

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