10月26日(火)13時30分から もったいない学会・社会デザイン協会共催「re-designを考える」オンラインセミナー 第6回「SDGs戦略の再点検」

もったいない学会・社会デザイン協会共催「re-designを考える」オンラインセミナー
第6回「SDGs戦略の再点検」

日時:2021年10月26日(火)13時30分~15時
講師:佐藤 寛先生(アジア経済研究所 研究推進部 ・上席主任調査研究員)
場所:オンライン
参加費:無料

 

概要:2016年に始まったSDGsも既に6年を経過し、マスコミの注目度も増して日本国内ではすっかりおなじみの話題になりました。しかし、小中高の授業でSDGsについて学んだり、企業の人々がSDGsバッジをつけるだけでは「だれ一人取り残さずに」「我々の世界を変革する」というSDGsの目的が自動的に達成されるわけではなく、現時点では日本各地でSDGsの取り組み準備が整ったにすぎません。
では、これから2030年に向けてSDGsに掲げられた17のゴールを達成するためには、各アクター(企業、市民団体、政府など)はどのようにSDGsを自らの活動戦略に位置付けるべきなのでしょうか。本報告では、「次の段階」のSDGs取り組みのために必要なことは何か、どのような戦略のリデザイン(リペアを含む)がもとめられているのかについて皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。

 

【申し込み】http://bit.ly/3nXv31Z

※なお、スマートフォンから申し込みをしますと、Zoomアプリのダウンロードが求められます。

 

次回につき、これまでのウェビナーをまとめるため、一旦終了とさせていただきます。

 

【資料公開】7月26日(月)15時から もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー 第3回「風ももったいない」

もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー

第3回「風ももったいない」

講師:林農 先生「いよいよ始まる洋上風力発電」
資料ダウンロード:http://bit.ly/3yaEQUU
講師:野村英雄 先生「地盤から見た洋上風力発電開発の課題」
資料ダウンロード:http://bit.ly/3zLaPLx
日時:2021年7月26日(月)15時~17時日時:2021年7月26日(月)15時~17時
場所:オンライン
参加費:無料

※なお、資料の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードは、会員、および当日参加の方へメールでお知らせします。

 

いよいよ始まる洋上風力発電

林 農(鳥取大学名誉教授、元名古屋大学客員教授)

日本の発電事情は「風力発電こそ”もったいない”」と言う状況にある。日本の長い海岸線に沿って海の中に建てる着床式洋上風力発電はNEDOによる実証試験が完了し、環境影響調査の段階も終え、いよいよ本格的な事業化が始まろうとしている。さらに、2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の復興を目指して発足した浮体式洋上風力発電の実証事業は、日本の風力発電を一気に世界の最先端技術にまで押し上げることになった。今、この実証試験も終え福島復興のための事業化による風力発電関連産業の集積がおおいに期待されているところである。

 

地盤から見た洋上風力発電開発の課題

野村 英雄(基礎地盤コンサルタンツ株式会社執行役員)

日本中で洋上風力発電の開発が促進されているが、それらは水深10~60mの海底地盤上に建設される。しかし日本沿岸域では海洋資源開発が行われなかったため、海底地盤の調査データが皆無であり、その状況が良く分かっていない。また一般海域に構造物を建設する機会もなかったため、洋上風力施設の建設にあたってどのような問題が発生するか未知の部分が多い。本講演は日本沿岸域の海底地盤から見た洋上風力発電開発の課題を説明する。

 

【申し込み】https://qr.paps.jp/rzlV2

※なお、スマートフォンから申し込みをしますと、Zoomアプリのダウンロードが求められます。

 

15:00-15:30 林 農 (鳥取大学名誉教授、元名古屋大学客員教授
15:30-15:40 質疑
15:40-16:10 野村 英雄(基礎地盤コンサルタンツ株式会社 執行役員 中国支社長)
16:10-16:20 質疑
16:20-17:00 討論

 

【次回日時:2021年8月25日(水)14時~15時30分】もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー
第4回「「地球は有限、資源は質が全て」はどこまで理解されたか?」
講師:松島潤 (東京大学教授、もったいない学会副会長)

8月25日(水)14時から もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー 第4回「地球は有限、資源は質が全て」はどこまで理解されたか?

もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー

第4回「地球は有限、資源は質が全て」はどこまで理解されたか?

講師:松島潤 先生
日時:2021年8月25日(水)14:00~15:30
場所:オンライン
参加費:無料

最近のエネルギー統計を確認すると、日本の最終エネルギー消費量は2005年頃をピークとして減少を続けている。今後の少子化を考えるとこの数字は本質的に回復することは想定に難く、長い日本の歴史の中で2005年頃が日本の成長ピークとなりそうである。これは文明的転換点とも言えるが、その重大性について議論されることもなく、景気の悪い話は遠ざけられている(つまり、問題の先送りがされている)。その他の先進国では、貨幣増刷のため一見して給料は高いが、支払い側も高くなっており、低成長に苦しんでいる点で状況は日本とほぼ同じである。石井吉徳名誉会長がこのような事態を予見し、社会に警鐘を鳴らされ、そのコア組織としてもったいない学会を設立したのも2005年頃である。石井吉徳名誉会長が繰り返し主張されていた「地球は有限、資源は質が全て」やその他の重要なご主張について再考し、もったいない学会の使命を改めて確認したい。

【申し込み】http://bit.ly/2UQUiH4

 

オンラインURL:http://bit.ly/2UQUiH4

 

 

【次回日時:未定】もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー

7月26日(月)15時から もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー 第3回「風ももったいない」

もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー

第3回「風ももったいない」

講師:林農 先生/野村英雄 先生
日時:2021年7月26日(月)15時~17時
場所:オンライン
参加費:無料

 

いよいよ始まる洋上風力発電

林 農(鳥取大学名誉教授、元名古屋大学客員教授)

日本の発電事情は「風力発電こそ”もったいない”」と言う状況にある。日本の長い海岸線に沿って海の中に建てる着床式洋上風力発電はNEDOによる実証試験が完了し、環境影響調査の段階も終え、いよいよ本格的な事業化が始まろうとしている。さらに、2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の復興を目指して発足した浮体式洋上風力発電の実証事業は、日本の風力発電を一気に世界の最先端技術にまで押し上げることになった。今、この実証試験も終え福島復興のための事業化による風力発電関連産業の集積がおおいに期待されているところである。

 

地盤から見た洋上風力発電開発の課題

野村 英雄(基礎地盤コンサルタンツ株式会社執行役員)

日本中で洋上風力発電の開発が促進されているが、それらは水深10~60mの海底地盤上に建設される。しかし日本沿岸域では海洋資源開発が行われなかったため、海底地盤の調査データが皆無であり、その状況が良く分かっていない。また一般海域に構造物を建設する機会もなかったため、洋上風力施設の建設にあたってどのような問題が発生するか未知の部分が多い。本講演は日本沿岸域の海底地盤から見た洋上風力発電開発の課題を説明する。

 

【申し込み】https://qr.paps.jp/rzlV2

※なお、スマートフォンから申し込みをしますと、Zoomアプリのダウンロードが求められます。

 

15:00-15:30 林 農 (鳥取大学名誉教授、元名古屋大学客員教授
15:30-15:40 質疑
15:40-16:10 野村 英雄(基礎地盤コンサルタンツ株式会社 執行役員 中国支社長)
16:10-16:20 質疑
16:20-17:00 討論

 

【次回日時:2021年8月25日(水)14時~15時30分】もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー
第4回「「地球は有限、資源は質が全て」はどこまで理解されたか?」
講師:松島潤 (東京大学教授、もったいない学会副会長)

6月15日(火)13時30分から もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー 第2回「昨今の石油開発事情」

もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー

第2回「昨今の石油開発事情」

講師:村山隆平 先生
日時:2021年6月15日(火)13:30~15:00
場所:オンライン
参加費:無料

「地下の石油は有限なので、いずれ生産のピークが訪れその後は下降する。これが石油ピークであり、需要に生産が追いつかなくなるということである」ともったいない学会のホームページにある。石油ピークはいつ来るのか、もう来ているのかという議論が世界中でなされてきたが、2008年に始まったアメリカのシェール革命によって石油市場は供給過剰状態となり、石油ピーク論も多少下火になった。
一方、地球温暖化による異常気象が世界で頻発するようになり、温暖化の一因とされる二酸化炭素を排出する化石燃料の使用を削減しようという脱炭素の動きが出てきている。これにより、近い将来に石油の需要が頭打ちになる需要ピークが訪れるのではないかという予想がなされるようになってきた。
このオンラインセミナーでは、地下資源である石油に関して、シェールオイルの状況にスポットを当てると共に、ヨーロッパから世界に広がりつつある脱炭素の動きとそれに対する国際石油会社、産油国の対応、そして、それらを総合した石油ピークの見方を概観する。さらに、人口推計を基にした世界の人口構成の変化と将来のエネルギー需要の考え方、そして、低エネルギー社会構築の必要性も提起する。

【申し込み】https://mogakusemi202102.peatix.com/

 

オンラインURL:https://us02web.zoom.us/j/87819553767?pwd=c2ZkZkZKRldYSG5lbVM4SlkzYTBJQT09

 

 

【次回日時:2021年7月26日(月)15時~17時】もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー
第3回「風力こそもったいない」
15:00-15:30 林 農 (鳥取大学名誉教授、元名古屋大学客員教授
15:30-15:40 質疑
15:40-16:10 野村 英雄(基礎地盤コンサルタンツ株式会社 執行役員 中国支社長)
16:10-16:20 質疑
16:20-17:00 討論

5月23日(日)15時から、もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー 第1回「マイクロプラスチック問題の解決には「もったいない」が必要だ」

もったいない学会主催「re-designを考える」オンラインセミナー第1回「マイクロプラスチック問題の解決には「もったいない」が必要だ」

講師:五十嵐 敏郎 先生(もったいない学会 理事)
日時:2021年5月23日(日)15:00~17:00
場所:オンライン
参加費:無料

内容:20 世紀は 1908 年の T 型フォードの生産開始や 1913 年の部品製造での流れ作業の採用など,同一規格品を大量生産し,大量輸送し,大量消費し,大量廃棄する世紀であった.21 世紀も同じことが続くのであろうか.

最近,この問いの答えに影響する二つの大きなできごとが生じた.一つはプラスチックごみ問題,マイクロプラスチック問題に対して解決策を示すことが求められる.もう一つは,with corona,post corona 時代には,モノやヒトの移動が制限される.これは一過性の問題ではなく,これからも新しいウィルスによるパンデミックが繰り返し起こることを覚悟しなければいけない.

これらの問題に対処するために、プラスチック成形として,真に必要なモノを,必要な時期に,必要とされる場所で,必要な個数だけ成形するシステム,すなわち地産地消のプラスチック成形というモノづくりの新しい哲学が求められる.また,使用しているプラスチック製品をできるだけ長く使い続け,物性的または社会的な寿命が終わった製品を解体・粉砕し,新しい製品に再生する技術やシステムも求められる.

ここでは私が専門とするマイクロプラスチック問題を取り上げ,真の解決にはプラスチック成形を循環型の構造に変革する必要があることを述べる.そのためには,これまでの3R(Reduce, Reuse, Recycle)では不十分で,新たに3R(Refuse, Redesign, Repair)を加えた6Rが必要である.また,モノづくりの変革だけにとどまらず,社会全体の変革が必要であり,社会システムのRedesignが求められる.その一例としてモノづくりとも関係するRepair社会の構築の必要性を述べ,北欧諸国で始まっている実例を取り上げる.社会システムのRedesignの必要性は,これまでoil crisisを実例としてもったいない学会が取り上げてきた大きな命題でもある.チケットを入手してイベントに参加しよう!

参加希望の方は、お名前、ご所属、メールアドレスをmoseminar@ikou.jpまでご連絡いただくか、Peatix(https://moseminar.peatix.comからお申し込みください。