石油に翻弄されてきた近代日本から学ぶべきこと Posted by 管理者 On 2015年6月2日 2017年3月23日 PDFを閲覧する サマリー 日本はすでに2度の石油危機に見舞われた。一度目は、太平洋戦争時である。 二度目は、 1970 年代の 2 波にわたるオイルショックである。太平洋戦争は石油を持たざる国日本が、 石油文明の頂点に立つ米国に挑んだ戦争である。 目的は文明の生き血、石油の獲得の一点に尽きる。 戦争の結果は、最初から決まっていたが、それには明確な理由がある。 第二の石油危機も、石油文明のエネルギー基盤を保持できない日本、カネで石油を買うしかない日本が 受けた打撃は、他の国に例を見ない。現在、石油ピークの最中で、第 3 回の石油危機が早晩 起こるであろう。 石油文明の終焉期であり、石油に変わる文明のエネルギー基盤の構築しか 道はない。 過去の 2 回の石油危機の歴史から学び、エネルギー基盤の平和的移行を図るべ きと考える。 投稿者:田村 八洲夫 Category:オピニオン(WEB学会誌) 日付:2015年6月2日 投稿者:田村 八洲夫 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です Comment Name * Email * Website
コメントを残す