化石燃料の枯渇に備えるべき世界の新エネルギー導入状況と日本の課題 Posted by 管理者 On 2016年1月7日 2017年3月23日 久保田 宏 PDFを閲覧する サマリー いま、世界の経済成長のためのエネルギー源の主体を占めている有限の化石燃料の枯渇が言われているときに、その代替となるのが再生可能エネルギー(再エネ)である。 化石燃料が使われる前から用いられていた再エネの水力やバイオマスが、今でも一定の比率で用いられている。 これらのエネルギー生産のコストが、化石燃料のそれと対等だからである。 しかし、この在来型の再エネには、導入可能量に限界がある。 そこで出てきたのが、水力やバイオマス以外の再エネとしての新エネルギー(新エネ)である。 であれば、この新エネの利用は、化石燃料よりも安価に利用できるようになってからでもよいはずである。それが、いま、そうなっていないのは、1990年代以降、地球温暖化対策としての温室効果ガス(その主体がCO2で、以下CO2と略記)の排出削減が世界中の大きな関心事になって、メデイアも、政治家も、一般の人も、殆どの人が、今すぐ新エネを大幅に導入して、CO2排出削減しないと地球が大変なことになると思い込まされているからである。 投稿者:久保田 宏 Category:オピニオン(WEB学会誌) 日付:2016年1月7日 公開日: 2016年1月7日 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です Comment Name * Email * Website
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