おいそれと帰農できない理由について【論文】 Posted by 管理者 On 2015年4月20日 2015年5月4日 大谷正幸 PDFを閲覧する サマリー 本論文は、石油減耗時代の指針として語られる「農業を基盤としたローカル・コミュニティの再生」の可能性について考察したものである。 都市化が進んで農業が衰退する主要な原因である経済的要因に着目し、その経済的要因が熱力学の第2法則にもとづくエネルギー変換ロスに由来していることを示す。 エネルギー変換効率における物理的制約は、同一エネルギー量で比較した各種エネルギー供給量の関数として経済規模の長期的傾向を再現することができ、都市化が進んで農業が衰退する根本的原因が考察される。 得られた知見にもとづいて、石油消耗時代が展望される。 投稿者:大谷正幸 Category:論文(WEB学会誌) 日付:2007年9月14日 公開日: 2007年9月14日