山野辺 浩平
エネルギーの将来を見据えて開発された“トレファクション装置”(半炭化処理装置)を紹介いたします。
(株)バイオ笠間のパンフレット参考茨城県笠間市のある技術者達が集まって開発したこの装置の背景にあるものは、
「化石資源エネルギーが生産の主役の時代は終わった。
CO2削減温暖化抑制を含め再生可能エネルギーの時代を迎えた。風力・太陽、そしてバイオ」であります。
この革新的・独創的な装置は、当初競走馬厩舎の糞を含む敷き藁の処理を考案したものです。
さらに、山間部の間伐材や剪定残材、雑草の処理など広範囲に適用することが出来ます。
このバイオマス原料は、切り取って収穫しても再生してくるので、正に再生可能エネルギーといえます。
投稿者: | 山野辺 浩平 |
Category: | オピニオン(WEB学会誌) |
日付: | 2016年3月2日 |
公開日: 2016年3月2日
大久保 泰邦
2014 年、私はカンボジアを含めた ASEAN における鉱物資源データの収集と編集をするために、プノンペンを訪れた。
そこでソタム氏とほぼ 20 年ぶりに再会した。彼は我々の案内役を務めてくれることになったのである。
私はその時初めてソタム氏の笑顔を見た。彼と会ってから何日が過ぎると、忘れ去りたいはずの悲惨な過去も私に話してくれた。
この 20 年で彼は過去の悲劇を克服し、冗談を言う陽気な人へと変わったのであった。平和と繁栄が彼をそうさせたのだと思う。
投稿者: | 大久保泰邦 |
Category: | オピニオン(WEB学会誌) |
日付: | 2016年1月13日 |
公開日: 2016年1月13日
大久保 泰邦
カンボジア西部、タイ国境に近い地域はかつてプノンペンから逃れてきたポル・ポト率いるクメール・ルージュが占拠していたところであった。
そこには多数の地雷が埋められており、今でも現 地住民が地雷を踏んで爆発するという悲惨な事故が起きている。
日本人はこの地域を危険地域というレッテルを貼り、ほとんど立ち入らない。
僅かに地雷除去のプロジェクトを起こし、技術協力を している程度である。
しかしクメール・ルージュが去った後、この地域は平和が戻り、タイ、中国、韓国などが経済協力を行い、発展を続けている。
日本人はこの事実をほとんど知らない。
この報文の目的は、日本人にクメール・ルージュ支配終焉後に起こったこの地域の実態を報告することである。
投稿者: | 大久保泰邦 |
Category: | オピニオン(WEB学会誌) |
日付: | 2016年1月13日 |
公開日: 2016年1月13日
久保田 宏
いま、世界の経済成長のためのエネルギー源の主体を占めている有限の化石燃料の枯渇が言われているときに、その代替となるのが再生可能エネルギー(再エネ)である。
化石燃料が使われる前から用いられていた再エネの水力やバイオマスが、今でも一定の比率で用いられている。
これらのエネルギー生産のコストが、化石燃料のそれと対等だからである。
しかし、この在来型の再エネには、導入可能量に限界がある。
そこで出てきたのが、水力やバイオマス以外の再エネとしての新エネルギー(新エネ)である。
であれば、この新エネの利用は、化石燃料よりも安価に利用できるようになってからでもよいはずである。それが、いま、そうなっていないのは、1990年代以降、地球温暖化対策としての温室効果ガス(その主体がCO2で、以下CO2と略記)の排出削減が世界中の大きな関心事になって、メデイアも、政治家も、一般の人も、殆どの人が、今すぐ新エネを大幅に導入して、CO2排出削減しないと地球が大変なことになると思い込まされているからである。
投稿者: | 久保田 宏 |
Category: | オピニオン(WEB学会誌) |
日付: | 2016年1月7日 |
公開日: 2016年1月7日