後藤 敏晴、天野 治、岡島 いづみ、佐古 猛
公開日: 2009年5月23日
後藤 敏晴、天野 治、岡島 いづみ、佐古 猛
近年になって持続可能な社会を形成する必要性が強く認識されるようになった。
製造メーカにとっても環境や資源枯渇というキーワードが重要な世の中になってくる。
一方で、メーカが創りだす新しい環境技術を正しく評価しなければ、誤った方向に技術開発を進めてしまう可能性がある。環境面のみならず人材資源の面からも、もったいない結果を招きかねない。
エネルギーは依然として石油資源に頼る割合が高い。
その石油資源は有限である。したがって次々に新しく創造される技術はエネルギーを制約できるかどうか正しく評価したうえで社会に普及している必要がある。
そこで、本稿ではエネルギーの質の評価に用いられるEPR(Enagy Profit Ratio)の概念を用いて、一般的な製造業におけるプロセスの質を評価する方法を提案する。
EPRの概念を用いれば、新しい技術を導入したり既存のプロセスに変更を加える際、エネルギー使用効率がどのように変化したのかを定量化することが可能になる。
また、どのような工程に着目してプロセスを改善していけばいいのかを明確にすることができる。
投稿者: | 後藤 敏晴、天野 治、岡島 いづみ、佐古 猛 |
Category: | 論文(WEB学会誌) |
日付: | 2009年5月23日 |
公開日: 2009年5月23日